コロナによるテレワークの普及によりワークコーナーの新設工事のご依頼が増えて来ています。
その中で先日工事させていた、工事の現場レポートをさせて頂きます!
元はリビングの壁面収納家具がありました。
その一部をカットし、デスクスペースを作ります。
上下セパレートの家具のため、このままでも使えるのでは!?と思われるかもしれませんが、この家具は奥行きが浅く、ハイカウンターとなっているため、デスクワークには不向きでした。
既存の収納と新しいカウンターでリビングの雰囲気を壊さないようにお施主様と何度も打ち合わせし、カウンター材やクロスを決定しました(^^)
まずは、家具ユニットの継ぎ目部分をカットします!
まずカウンターの加工が一番緊張の場面でしたが、大工さんの良き腕前によりまっすぐ、綺麗に解体が出来ました。
左側の収納よりも、カウンターの高さが低いために真ん中に間仕切りを立てています。通常の椅子が使用できるようダイニングテーブルの高さに合わせました。
カウンターの取り付け高さにちょうどコンセント類があったために、コンセントを抜き差し出来るよう、切り欠きの大きさを相談しながら進めていきました。
結果、上からも下からもコンセントが使えるようになり、パソコンや携帯の充電に便利なようになりました。
こちらの箱はというと、
デスクでパソコンを使用すると言うことで、ハードディスク用を置くためのワゴンも造作しました。
普段はデスク下に収納できますが、デスクを、使う際は引き出して移動する事ができるように駒を付けています。
熱を放出するため、両サイドはオープンとなっています。
上部は少し立ち上がりがあり、文具やマウスなどのちょっとした収納ができます。
家具の造作には必須のビス穴を隠すための埋め木を施しています。そのため、表面からはビスが見えず、すっきりと仕上げる事が出来ます。この一手間がとても重要だと感じました。
これだけ見るとコロコロしていてなんだか可愛いかったです(^o^)
最後はカウンターの塗装です。
まず下塗りで表面のコーティングをしわざと表面の木をけば立たせ、その後ペーパーでヤスリがけをします。この工程をするかしないかにより仕上がりが全然違います!!(゚∀゚)
ざらざらしていた表面がツルッツルに!
表面全体的にヤスリをかけ終わると最後の上塗り材を塗ると完成です。
私はこのすべすべの表面の触り心地が好きでつい無意識に触ってしまいます!笑
最後にアクセントクロスを貼り完成です!!
奥のタイルの邪魔をしないように、かつイメージを変えられるよう紺色のシンプルなクロスを選びました。
紺色でキュッと引き締まったような雰囲気になりとても素敵な空間となりました。
3日間という短い期間でしたが、お施主様にもご在宅で立ち合いいただいていたのでひとつひとつ完成するごとに一緒に感動していただけで私も嬉しくなりました(^^)
コロナ禍だからこその同じようなお悩みをお持ちのお客様がたくさんいらっしゃると思います。少しでもご参考にされば幸いです☆
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