今月スタートしました、一戸建ての新築現場。
先週半ばに、シロアリ対策の「防蟻処理」と「防湿シート」工程が行われました!
「防蟻処理」は、新築木造住宅の場合、土台や柱に薬剤散布するのが義務づけられています。
土面への散布は義務ではありませんが、基礎部分からの侵入を防ぐためにこちらにも散布して頂きました。薬剤散布のあと「防湿シート」を敷いて、更にシロアリ防除対策を行います。
木造住宅の寿命を左右する?シロアリから家を守る防蟻処理とは
新築木造住宅の美しい外観や、木造ならではの木のぬくもり。そんな魅力的なお住まいを永く快適に保つためには、「シロアリ対策」が欠かせないと言われています。新築の木造住宅で必ず行うべき「防蟻処理」について、共有したいと思います。
なぜ防蟻処理が必要なの?
そもそも「シロアリ」って何でしょう?「シロアリ」は、木材(特に湿度を含んだ木材)を栄養源とする小さな昆虫です。一度家屋に侵入すると、ひとの目に見えないところで柱などの木材を餌とし、家の構造を弱めてしまいます。
建築基準法では、木造建築物の地面から1m以内の部分(柱、筋交い・土台など)には、必要に応じて防蟻処理を行うことが義務付けられています。これは、シロアリ被害から住宅を守るためです。(シロアリさん・・・サヨナラ・・・(・_・)/~~~)
防蟻処理はどこに行うの?
「防蟻処理」は、シロアリが侵入しやすい箇所を中心に実施されます。具体的には、以下の部分となっております。
- 土台: 家の基礎部分と直接接する箇所で、シロアリが最初に侵入しやすい場所です。
- 柱: 土台から伸びる柱も、シロアリが発生しやすい箇所です。
- 大引き: 床を支える梁で、シロアリが内部から木材を食い破ることもあります。
- 土壌: 土壌中にいるシロアリが、建物の基礎から侵入するのを防ぐために、土壌への薬剤散布も行います。
防蟻処理の方法
防蟻処理には、主に以下の方法があります。薬剤散布が一般的でしょうか。
- 薬剤散布: シロアリが嫌う薬剤を、木材や土壌に直接散布する方法です。
- 薬剤塗布: 薬剤を塗布することで、木材をシロアリから保護する方法です。
- バリア工法: シロアリの侵入経路を遮断するシートなどを設置する方法です。
防蟻処理を選ぶ際のポイント
- 薬剤の種類: 人体や環境に配慮した薬剤を選ぶことが大切です。
- 保証期間: 防蟻処理の保証期間は、処理を行う各業者によって異なります。
- 施工方法: 丁寧な施工が、防蟻効果を長持ちさせる鍵となります。
新築戸建て住宅だけではなく、既存の木造住宅のリノベーション工事でも必要に応じて「防蟻処理」を行っています。解体を行うと現状の柱や床が現れ、シロアリの被害に合っている現場も少なくありません。そのような場合には、柱や筋交いなど、被害のある部分には特に厳重に薬剤散布等を行って貰っています。
大切な家族と暮らすお家は、出来る限り長く快適に毎日を過ごしたいものですね。
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