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新築現場潜入〜1〜

2022/05/28(土) 建築士 Haruすべて住まい

現在進行中の、新築現場に見学に行ってきました。

 

自分の担当現場以外を見に行く機会はなかなかないのですが、新築の現場は数も多くなく貴重な勉強になります。

現場目線でのレポートをしたいと思います!

 

ブログでもいくつか上がっていたように、上棟日、私も現場に見学に行っていました!

何度みても感動でした!!

ふと書きながら過去の新築現場を思い出しながら数えてみるとなんとなんと上棟見学7度目でした(・o・;) 

いつも下から見上げるように見学していましたが、今年は上に登って近くに行き見学させて頂きました。

私は高いところは平気なのでスイスイ足場を登って行けます(≧▽≦)


1階が組み終わり、二階の床板張り最中でした。

こちらの写真、何気なく撮ったような写真に見えますが実は監督のこだわりが詰まっています。

何かというと、、、

床板を 真ん中 から貼り進めているのです!

順番に並べようと思うと、端っこから順番に並べたくありませんか?

真ん中から貼るなんて間違えそうに感じますが、このちょっとした指示が大切だそうです。

柱や梁、合板には、いろはと数字との印がこんな感じで付いています。

↓こちらは11番通り と、 る通り が交わる柱。

よく見るとこの床板同士の隙間空いてますよね!!

これは床板同士が乾燥などで収縮しても擦れて床鳴きがしないように数ミリ開けています。

すべての合板を数ミリずつ間隔を開けて貼り勧めていくと、端っこを貼る頃には1センチ近くズレてしまうことになっていまいます。

このズレを小さくするために!!!

真ん中から貼り進めるそうです。

更に、間隔を開けて貼り進めても大丈夫なように、はじめから柱周りの合板の切り欠きの大きさをすべて1センチずつ大きく指定しているそうです。

こちらはプレカットされる前から考えて指示しています。監督のちょっとした指示が現場ではとても重要になります。

 

オマケ

〜華やかな上棟後の地道な作業〜

監督の仕事は現場がスムーズに進むように、指示管理をすることです。

大工さんに全部口で言わなくても良いよう、そして間違いが起きないよう、さらに確認出来るようにもマジックで指示を書き込みます。

こちらは窓の取付位置を指定しています。

柱と柱の真ん中から基準に窓を取り付けることを意味しています。

職人さんはこれがあることでひと目で分かります!

そしてそして、窓まわりにもひと工夫。

水色のフィルムのようなものがついています。こちらはサッシに出来た結露を室内に入ってこないように外に流すために入れています。

快適に長く住んで頂けるように沢山の工夫が詰まっています。

現場監督という職種は暑い、キツイ、汚れる、忙しい、、、決して華やかなポジションではないですが、とても重要なポジションです!

ONE STARでは設計施工をさせて頂いているので設計の私も現場管理まで担います。

そのため、現場でも学ぶことが沢山です。教えてもらって始めてて知ることばかりでとても勉強になります!

ただ見るだけではく、ベテラン監督の知識を吸い取りに(笑)

ちょこちょこ新築現場へ潜入しようかと思います<( ̄︶ ̄)>

 

〜現場潜入2もお楽しみに〜


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