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断熱材とは?改めて特徴(種類)と施工方法について整理

公開日:2025/02/18(火) 更新日:2025/02/19(水) すべて広報 Toku住まい

断熱材とは?特徴と施工方法を分かりやすく解説

先日、フルリノベーションが完工した一戸建てにお住まいのお客様から、「断熱材」の効果がすごい!とご感想を頂きました。

この寒い京都の冬を、新しいお家でスタートされたご様子が伺え、とても嬉しい思いです。

そこでふと、「断熱・断熱材」とよく言うけれど、実際の特長や施工方法は??という疑問が頭に浮かびました。

今回改めて「断熱材」の種類や特徴、施工方法について調べてみました。


断熱材の種類と特徴

断熱材には、大きく分けて「繊維系」と「発泡系」の2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

繊維系断熱材

繊維系断熱材

  1. グラスウール
    ガラスを細かく繊維状にした素材で、お手頃な価格と施工のしやすさが魅力です。多くの住宅で使われており、防音性もあります。ただし、湿気を吸いやすいため、防湿対策が必要です。

  2. ロックウール
    鉱石を繊維状に加工した素材で、特に防火性に優れています。湿気対策として防湿層を設置することが求められます。

  3. セルロースファイバー
    新聞紙などを原料とした自然素材系の断熱材で、湿気を吸収・放出する特性があり、結露防止にも役立ちます。ただし、耐火性や耐久性の面で注意が必要です。

発泡系断熱材

発泡系断熱材

  1. 硬質ウレタンフォーム
    現場で吹き付け施工ができ、隙間なく施工できるため気密性が高いのが特徴です。

  2. 押出法ポリスチレンフォーム(XPS)
    耐水性に優れ、外断熱に適しています。長期間にわたって断熱性能が安定するのもポイントです。

  3. ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)
    発泡スチロールに似た素材で、コストパフォーマンスが高いのが魅力。軽量で扱いやすいですが、耐火性には注意が必要です。


断熱材の施工方法

断熱材の施工方法には、主に以下の3種類があります。

充填断熱(内断熱)

壁の内部に断熱材を詰める、一般的な方法です。グラスウールやロックウールなどの繊維系断熱材がよく使われます。

外張り断熱(外断熱)

建物の外側を断熱材で覆う方法で、気密性・断熱性を高めやすいのが特徴です。XPSやEPSなどの発泡系断熱材がよく使われます。

吹き付け断熱

硬質ウレタンフォームを壁や天井に直接吹き付け、発泡させて施工する方法です。隙間なく施工できるため、高い気密性と断熱性能が得られます。


まとめ

断熱材は、冬季の温かさや夏季の冷えを保持してくれる役割があります。種類や施工方法によって特徴が異なるため、家の構造やご希望される性能・ご予算に合わせて選ぶことが重要といえそうですね。

ワンスターのお客様では、リノベーション・注文住宅問わず、一般的にはグラスウールの断熱材を使用される方が多いですが、吹き付け発砲ウレタン施工を希望される方もいらっしゃいます。

どんな断熱材がご自身の家づくりには合っているか、ご相談時にぜひいろいろお尋ねくださいね♪

次回は、一般的に多くの住宅で使用されている「グラスウール」断熱材の断熱効果の仕組みについて、シェアしたいと思います。

 

 


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