【不動産】建ぺい率・容積率超過物件って?

公開日:2023/07/30(日) 更新日:2023/08/07(月) すべてSHINODA

こんにちは!wakaです!(^^)!

今日は不動産のちょこっと情報を書かせてもらいます。

 

不動産のチラシでたまに見かける「建ぺい率・容積率超過」とは?

 

そもそも「建ぺい率」「容積率」という言葉は、普段の生活では聞きなれないですよね。

 

建蔽率とは、

「敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合」のことです。

建物を上から見たときの建物の大きさが、その土地の何割なのかを数値化しています。

 

容積率は、

「敷地面積(建物を建てる土地の面積)に対する延べ床面積の割合」のことです。

延べ床面積とは、各階の床面積を足したものを言います。

 

参考)HOLMES

参考)httpswww.homes.co.jpcontiezukuriiezukuri_00033

建ぺい率・容積率は、各地域で定められており、この数値を超えて建物を建ててはいけないルールが定められています。

 

しかし、実際に定められた数値を超えて建っている建物はたくさんあり、

こういった物件には「建ぺい率・容積率超過」と記載されています。

 

↑備考欄に記載されていることが多いです。

 

では、なぜ「建ぺい率・容積率超過」と書かれているのか。

それは、不動産売買において重要なお金の話に関わってくるからです。

 

不動産購入は人生において数回あるかないかの大きな買い物です。

購入するにあたって、多くの方は住宅ローンを利用することになるかと思います。

 

住宅ローンを利用しようとすると銀行などの金融機関において、

利用者の審査と同時に土地・建物についても審査が行われることは知っていますか。

 

審査の際に、その土地・建物が現在の法や条例に則っているかを確認します。

そのため、「建ぺい率・容積率超過」の物件は、法や条例に則っていないことを表しているので、

超過部分を是正するなどの対策をしなければ、住宅ローンを利用できない可能性があります。

 

 

「建ぺい率・容積率超過」の情報は、物件によっては備考欄に記載されていないこともあるので、

物件選びをする際は、こういった点も注意して確認し、不動産屋さんに聞いてみてください。

 


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