今回はクロス屋さんの技術が垣間見れる《パッチワーク》についてです。
リフォーム工事では既存クロス部分は触らず、改装部分だけクロス貼替などよくあります。
★POINT★
クロスは基本、入隅~入隅で貼分けが出来ます。
出隅や面での貼分けは基本的に施工はしません。
何故、面での貼分け不可かと言いますと、クロス同士にも生地の厚みがそれぞれ違います。
その為つなぎ目の部分が多少なりともボコボコして剝がれの原因になります。
出隅も同様に出っ張っている角は人・モノがぶつかりやすいためその衝撃で剝がれやすくなります。
同じ面で貼分けしたい方は見切り材が必要です。クロス工事だけでなく、フローリング・タイル等 仕上げの仕様が面で別れる場合全て見切りが必要です。
・・・話は戻りまして
リフォーム工事で、間仕切壁撤去・クロスについた小さなキズ・コンセントやスイッチ移設に伴う穴補修等々、
上げたらきりがないほど木工事・電気工事は後々のクロス工事に影響が出てきます。
小さな面であればクロス貼替をオススメするのですが、大きな面積(天井・LDKや廊下の大きな壁)の場合は小さなキズ1つで全て張り替えるのは心苦しく・・・
張り替えなくて済む場所も張り替えることになりますし、金額もアップします。
リフレッシュで貼替OKな方には貼替をオススメしますが、『ん~・・・(予算が・お気に入りのクロスが・最近貼替たばっかり等々)』となる方は《パッチワーク補修》を1つの例としてご提案させていただいております。
パッチワーク補修はその名の通り全てを貼替ずに済む、部分補修です。しかしこれには既存クロスと同じものが必要になってきます。
※既存クロスにも日焼けなどある為、必ずしも同じように仕上げるのは難しく、よーく見たら補修したなと分かるため、あくまでもご提案の1つです。
???
工事範囲内で同じクロスがある場合はそのクロスを一度綺麗にはがし、部分補修する箇所に当てて柄を調整・パテ処理をし補修していきます。
①
①既存
ここには袖壁があり今回の工事で撤去することになりました。しかしここの天井クロスを貼替ようと思うとLDKまで繋がる天井だったために部分補修となりました。
②ここには見切り材があり、今回はこれを撤去することになり出来たき跡を補修しました。
③ここには鴨居があったのですが、今回撤去することになりましたが解体工事の際に一緒にクロスも一部剝がれてしまったため補修しました。
ここの現場のお施主様は感動して頂けました。 良かったです!!
クロス屋さんの技術も必要になってくるため、パッチワーク補修がある現場は職人さんを指名してお願いしてます。
あくまでも参考例の1つとして皆様のご参考になれば幸いです。
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