【現場取材①】補助金を使って家づくり「こどもエコすまい支援」と「耐震・防火改修支援」の活用
こんにちは。
5月末から始まった「一戸建てのリノベーション現場@京都市」では、解体工事に着工しました。
今回のお家では、耐震補強も合わせて行っていきますよ(^0_0^) 補助金部分は、大きなお金を払う家づくりには誰しもが気になる部分ですね。
今回は、【こどもエコすまい支援事業】@国土交通省による補助金に合わせて、京都市から出ている【令和6年度:まちの匠・ぷらす】補助金というものも活用して、リノベーション工事が行われていきます。
(▶補助金ブログその1)はこちら:「こどもエコすまい支援事業」@国土交通省)
(▶補助金ブログその2)はこちら:「令和6年度:まちの匠・ぷらす」京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業 @京都市)
「耐震補強」ということで、壁面に対しては、「筋交い」と言われる柱と柱の間に斜めに走る柱を入れて補強したり、「構造金物」を柱に取り付けたりしていきます。また床にも、断熱材の入れ替えに加え、「金物」取付による補強を行っていきます。
【BEFORE】床構造材の解体中
「大引き」と言われる床を支える構造部材は残し、「根太」と言われる構造部材(大引きの上に乗る)を全て入れ替えていきます。大引きから荷重をもらう「床束」も耐震補強していきます。
解体屋さんがひとつひとつ解体してくれた後の状態がこちら★
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【AFTER】構造材解体撤去後
床下があらわになりましたね。現場では、2人の解体職人さんが手際よく次から次へと作業を進め、他の場所を見回っているうちに、根太が撤去されていました。(さすが、早かったです)
解体屋さんが解体中の横では、大工のイトウさんと設計士のharuが現場で状況を確認しあっていました。リフォームやリノベーションの現場は、新築現場のように一から家を作っていく流れとは違います。リノベーションは、現在建っているお家に合わせて間取りなど全てを決めていくため、新築とはまた違った意味合いで現場の大工さんと設計士との相互確認はより大事になってきます。
水廻りの状況や電気配線、さらには経年による建物のゆがみなど、お家ごとの状況に合わせた対応が新築よりも必要になってくるのですねぇ~(^0_0^) そのため、いつも現場では、お客様から直接お話を伺う設計部門と現場を動かす大工さんや現場管理部門との認識の違いがないかの確認が重要です!また、互いの専門知識を活かしながらより最適な工事方法を見つけていく事もかなり大事だなぁと、現場での打ち合わせを見るたび感じています。
今年からワンスターメンバーに新しく加わった、現場管理のUmeくんです!ベテラン現場管理のHIROIさんや、先輩のSyu氏、熟練大工のイトウさんに、現場を管理するということ、機材の使用方法、などなど、様々な事を教えてもらいながら日々学び中です(^0_0^)
Umeくんは、ものづくりがすこぶる上手いので、イトウさんに大工仕事の技術を教わり習得すれば、とても美しい仕上がりになるのでは?と、陰ながら思っています。
ご自宅の間取りご相談や、将来に備えたご実家のリノベーションをご検討中の方は、お電話はもちろん、イベント相談会フォームからご希望日をお知らせ頂けましたら、折返し担当設計士よりご連絡させて頂きます。
築年数によらず、お気軽に家づくりのことお尋ねくださいね。
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