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断熱材~グラスウールの断熱効果の仕組みについて~

公開日:2025/02/19(水) 更新日:2025/02/20(木) すべて広報 Toku住まい

グラスウールの断熱効果とは?そのしくみについてご紹介

断熱材

こんにちは♩

前回のブログ(断熱材とは?改めて特徴(種類)と施工方法について整理)の中で出てきていた『グラスウール』について、今日は少し詳しく見ていきたいと思います。

グラスウールは、多くの住宅で採用されている代表的な断熱材です。どんな素材でできているかといいますと、「ガラスを細かい繊維状に加工した素材」で、内部に多くの「空気を含む構造」があります。この「空気」が断熱性能のカギとなっており、それが、断熱効果を発揮していると言われます。

グラスウールの断熱の仕組み

グラスウール(※旭ファイバーグラス様サイトより画像お借りしました)

では、その「空気」と「ガラス素材でできた繊維構」がどのような構造になっていることで、断熱性能が高まるのか?を見ていきましょう。

1)熱伝導を抑える

「空気」は熱を伝えにくい性質を持っています。グラスウールは、複雑に絡み合ったガラス繊維の間に無数の「空気室」を形成し、この静止した空気が外部からの熱侵入や室内からの熱放出を防いでいます。この仕組みにより、冬は暖かさを保ち、夏は涼しさを維持することができます。

2)対流を防ぐ

また、空気が動くと熱が運ばれてしまいますが、グラスウールは細かい繊維構造によって「空気の流れ(対流)」を抑制します。この効果により、外気温の影響を受けにくい安定した室内環境が実現します。

3)遮音効果

そして実は、断熱性能だけではなく「多孔質構造」を持つグラスウールは、音波エネルギーを吸収するため「遮音性」にも優れています。そのため、外部からの騒音軽減や室内音漏れ防止といった効果も期待できます。ただし、遮音性能は密度や厚みによって変化します。

まとめ

グラスウールは、「ガラス繊維」と「空気層」による構造のために、高い断熱性能と遮音性能を発揮しているんですね。

適切な施工によって室内のエアコン効率が向上することで、過度な暖房・冷却を軽減することに繋がります。戸建てのリノベーション工事で、断熱材を入れ替えられたお客様から、後日、「冬の過ごし方が変わった」と、ご感想を頂くことがあります。そんな時、より断熱効果について実感しています。

また、こちらは余談ですが、グラスウールのもとになっているガラスは、リサイクルガラスを主成分としていると言われています。廃棄することなくリサイクルできるシステムになっているという事も知れました。

 

ここ数年、夏の暑さに冬の寒さも厳しくなってきているように感じます。

適切な断熱材の施工で、少しでも快適に毎日を暮らすことが出来れば嬉しいですね。^-^

隙間風が入る、足もとが冷えるなど、断熱性能を高めたいとご検討中の方は、お気軽にご相談お寄せくださいね。

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