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和室から洋室にリフォーム

2023/12/14(木) すべて建築士 Haru住まい

和室から洋室にリフォームをしたいとのご相談をよくいただきます。

和室は、土壁の落ち着いた色合いに、竿縁天井の木の色あいでどちらかというと暗いというイメージが持たれがちです。

▽既存和室

また、タタミは経年劣化によりボロボロと剥がれたり、色が褪せてきたりとメンテナンスが必要です。

タタミからフローリングに変更する場合、タタミ(厚み約50㎜)とフローリング材の厚み(約12㎜)が異なるため、木材にてかさ上げを行います。

場合により、下地木材でのかさ上げ+合板貼+フローリングという方法をとることもあります。

こちらの現場では、既存敷居の高さが決まっていたので、下地に直接フローリングを貼る方法で施工しています。合板の捨て貼りをしない場合は下地ピッチを303にして細かく下地を入れています。

▽タタミ撤去後の床高さ調整

壁が土壁の場合はそのままではクロスを貼ることが出来ません。

土壁にベニア板厚み5.5㎜を上張りし、クロス下地を作ります。

 

天井は既存の竿縁天井に下地を足して石膏ボードを上張りしたり、天井を捲って下地からやりかえることもあります。今回は既存天井が割れていたり上張りはできない状態だったため、下地からやり替えています。

 

▽土壁にベニア上張り・天井石膏ボード貼

 

床:タタミ→フローリング

壁:土壁→クロス仕上げ

天井:和天井→クロス仕上げ

 

▽完成

これだけでお部屋の雰囲気がかなり明るくなります!!

欄間が残っていたりして、元和室の雰囲気が残っているところも和室のリフォームの良いところです(^^♪

 


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