今回は『内装屋さんが貼る床材の種類について』です!
内装屋さんが貼る床材は、大工さんが貼る木質のフローリング材とは違って、シートだったら・塩ビタイルだったりです。
主に3種類あります。
⬛︎フロアタイル
⬛︎クッションフロア
⬛︎長尺シート
です。それぞれのポイントをご説明します。
⬛︎フロアタイル
1枚1枚突き合わせて施工していきます。
柄も1枚1枚、違うため全て貼って模様が見えてくる感じです。
職人さんのバランスやセンスで決まってきます★
◎メリット
水回り施工可能。1枚1枚突き合わせての施工なので、1枚のみ貼り替え可能。
◎デメリット
突き合わせているため、下地の状況によっては継なぎ目が分かりやすい。
特に白系のタイル調 ↓
オススメ施工箇所:水回り、ペットのお部屋などです。傷がついても、1枚だけの張替えが可能なので居室でも⭕️
マンションでは玄関に貼る場合も。
⬛︎クッションフロア
フロアタイルに比べて、1枚もののシートでクッション性があります。
またクッションフロアは既に模様になっているものを施工していくため、イメージがしやすいです。
◎メリット
1枚が大きいため、小さな空間(トイレ・洗面所)では1枚で貼れること。1枚で貼れると継なぎ目がなくて、防水性に優れます。
フロアタイルと違ってクッション性があるので、こけても痛みは少ない。
◎デメリット
人によっては好き嫌いが分かれるモノとなってます。クッション性がある分、家具などの跡がつきやすい。
オススメ施工箇所:水回り
⬛︎長尺シート
こちらも大きな1枚もののシートですが、クッションフロアと比べると表面は硬いです。 施設系によく使用されていますが、住宅にもオススメです。
クッションフロアと同じで、既に模様になっています。
◎メリット
クッションフロアの柔らかい感じが苦手、フロアタイルの目地が分かるのもちょっと。。。でも防水性は欲しい。
と、言う方にオススメします。
◎デメリット
貼る面積が大きいと、1枚もののシートでも継なぎ目が出てきます。
溶接棒と言うもので目地を溶接して繋げていくのですが、溶接棒の色のレパートリーが多くなく長尺シートに近しい色で溶接します。
オススメ施工箇所:水回り・マンションの玄関
以上、内装屋さんが貼る床材3種類の紹介でした。
3種類共に木目調・タイル調など沢山の柄や模様があるため、選択するのに是非参考にして頂ければと思います★
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