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模型で視線と光を見る

2020/08/04(火) すべて建築士 Sana住まい

今回の新築の敷地条件は

①隣地が河川敷の堤防

②堤防より敷地が低い

③河川敷側が南

 

一番光が取れる南面に河川敷があることで、大きく窓を取りたいけれど、河川敷の堤防を通る人からの視線が気になるところです。

そこで、どんな窓の取り方が一番いいのかを模型を使って検討しました。

 

模型作り

まずは1/50で北面から覗き込めるような模型を作ります。

模型チェック

模型に爪楊枝で人を作り立てます。

 

河川敷の模型

同じように河川敷の堤防にも人を立てます。

 

模型チェック

模型内を覗いてみます。

デスクスタンドで夏至の角度の太陽高度を作りました。

 

模型

 リビングの高窓から光が差し込んでいます。窓高さH500です。

リビングにしては閉鎖的なイメージ。

 

模型

 横に窓を増やします。

さっきよりも少し開放的です。

それでも南面にしてはちょっと寂しいですね。

そこで、高窓の高さをもう少し大きくしてみます。

 模型

堤防の人が見えてしまいました。

と言うことは、H500以上の窓は、お互い立っている場合は見えてしまうことになります。

 

模型で打合せ

お施主様にも実際に確認してもらいながら、LDKの窓を決めました。

 

最終どんな窓になったかは、完成後のお楽しみです(*^^*)

 

 計画中の建物現場レポート

 


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