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【6畳和室をWICに】風通るスッキリ動線の家
長岡京市
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今回は、主とするリフォームの中に、プチリノベーションも含んだ家づくりでした♬
長く住んでこられたお家の水回り設備の入替、6畳和室の半分をクローゼット化する間取り変更、そしてクロスや床の内装変更をメインとした、マンションリノベーション&リフォームです☆
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玄関のシューズボックスは既存のものを利用し、コの字の真ん中部分に”吸湿””消臭”性能に優れていると言われる「エコカラット」を貼っています。
ルドラシリーズのホワイトです。凹凸のあるデザイン感と素材感が、性能だけでないエコカラットの魅力のひとつでもあります♪リビングに採用される事が多いエコカラット、玄関に取り入れるのもひとつですね!
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もともと3LDKの間取りだったお住まい。玄関横の洋室から、和室、奥へのリビングへと続く動線を見直し、プチリノベーション☆
洋室のクローゼットと和室の押し入れ(背中合わせになっていた部分)を、ひとつの大きなクローゼットへと間取りを一新!
そうする事で「洋室」↔「クローゼット」↔「リビング(畳コーナー)」への行き来がスムーズになる新たな快適動線が生まれました。
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新たに生まれた大きなクローゼット内です。洋室→クローゼット→和室へとぐるっと抜けられるような回遊動線になっています。
大きなドット柄に見えるクロスは、近づくと実は、ミッフィーちゃんがいるという、「隠れドットクロス」なんです(^^♪
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(クローゼット内、歩いてきた洋室側を眺めたところです)
お布団や季節の家電も難なく収納出来るよう、クローゼットを作りました。布団の出し入れがラクに行えるよう奥行のある中段スペースを設けたり、洋服を掛けるための枕棚パイプを上部に取り付けたりしています。
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クローゼット内、奥へ進むと見える壁のフック。
壁面沿いはデッドスペースになりがちですが、ちょっとしたスペースも、工夫次第で存分に活用できます。ここには、IKEAのフックを取付けて、帽子やカバンなど、季節によってまたシーンによって使う頻度が少ないものは上部にかけるなど、スペースをかしこく使って楽しく収納できる工夫がされています(^^♪
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深みのあるグリーンのクロスが美しいこちらはリビングです。
もともとリビングの横にあった和室を、6畳から約3畳ほどにサイズダウンし、新しい「畳コーナー」として誕生しました。十分お布団を敷ける大きさです。
いぐさの香りが気持ちを落ち着かせてくれる畳コーナーは、普段はリビングの一角として洗濯ものを畳んだり、ある時はお昼寝コーナーとして使ったり、家族のくつろぎの間も担っています☆
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「畳コーナー」の襖は、既存のものを活用しています。3連タイプになっており、ラクに開け閉めが出来ます。普段は開け放ち、来客時など閉めておきたい場合にも間仕切り戸としても活躍してくれます。
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見えますでしょうか?
実は、既存の襖に新しくクロスを貼っています。(写真撮影にうかがった際、ひと目見てかわいい!と感じたほど、派手過ぎず、シンプル過ぎない、ちょうどイイ感じのデザイン感が、和の雰囲気をより一層引き立たせているなぁと心が躍りました)丸い取っ手もお上品なたたずまいですね。
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最近では、既製品の工業デザイン畳も増えてきていますが、いぐさの香りは直感的に脳と心を落ち着けてくれるように感じます。半畳タタミのカジュアル感もあいまって、リラックスできる空間に仕上がりました。
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「畳コーナー」の一角に、これまで使われてきたピアノを設置♬下部には、新たに板間を設けています。ちょうどピッタリのサイズ感♪
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もともと対面式だったキッチンは、場所はそのままに、設備入れ替えやクロス・床張り替えを主にしたリフォームで新しい姿に生まれ変わりました。
どうしても暗くなりがちだった垂れ壁を取っ払うことにより、「オープンで明るいキッチン」に。
手前の白い棚(縦横3段)は、キッチン付属のものです。タカラスタンダードの対面収納ユニット付きのキッチンを採用しています。
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白い棚の並びに設けたリビング側の造作収納棚。奥様お気に入りの植栽柄のクロスを貼っています(^^♪下部はゴミ箱収納スペースとして活用。
実はこの収納棚、裏面にあるキッチン本体の奥行に合わせて棚の奥行を決定しています。
というのも、マンションでは設備配管のためにパイプスペースが設けられており、ちょうどこの収納棚の裏面にあたります。そしてそのパイプスペースをはさんでキッチン側にコンロがあり、コンロ前はパイプスペースの壁になっています。油跳ねなどで汚れやすいコンロ周辺。壁面の方が掃除がラクにできることもあり、マンション構造を活かしたリフォームになっています☆
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キッチンの脇、ちょうどリビングダイニングとの境に位置する壁面カウンター。
こちらも既存カウンターを活用したリフォームをしています。クロスを新しくし造作棚を一枚新設。インターホンがある下部のニッチ部分は、学校時間割や行事スケジュールなどを画びょうなしで貼る事ができる「マグネットボード」を新たに取付けています。
マグネットボードは910*1820と、サイズが決まっている為、1枚を横貼りしカウンターを見切りとしても活用しています。
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マグネット面のクロスは、ゴールドのさりげない模様があるアクセントクロスに貼り替え。
見る角度によってキラリと光るほんのりゴールドの色目が上品で、素敵なリビングアクセントになりました(^^)
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キッチンの天井はもともと少し天井が低くなっていたため、グレークロスを貼って「下がり天井」にしています。
全体をホワイトベースで仕上げ、キッチン取っ手と収納棚のモール(隅)をブラックにすることで、メリハリある白黒コーディネートに仕上がりました。
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天井にグレーを持ってくる事でキッチンの雰囲気が重たくなりすぎないよう、対面ユニットのカウンターはホワイトをおすすめしました。そうする事で、キッチン天板のグレーカラーがさらに際立ち、上品かつ落ち着いた雰囲気のキッチンに仕上がっています。
ブラックの取っ手もキリッとしたアクセントに★
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カップボード背面にもグレーのホーローパネルを貼っています。コンセントカラーも同系色タイプを選択★(キッチンリフォーム前はお手持ちの食器棚などを設置し活用されていました)
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天井壁際に梁があるため、上部の吊り戸はその梁下にピッタリつくよう設置しています。
ご相談者様とのお話の中でよく聞くお声のひとつに、「吊り戸の上段に手が届かない」という事がありますが、設けた収納スペースは有効に活用したいものです。こちらは身長155㎝のスタッフでも上段まで手が届きます。
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キッチンで作業をしている後ろを家族が通っても十分な通路幅を確保しました。
「ちょっと通るよ~」と後ろをカニ歩きで歩くことももうありません。(笑)
キッチンからくるっと背面のカップボードまで、1歩踏み出して移動できるくらいの距離感が使い勝手のよい通路幅ではないかと感じます。
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こちらはキッチン照明。
ガラスのペンダントライトを2個取付けています。Panasonicの照明器具で、「菅原工芸硝子」とコラボしたハンドメイド照明です。菊の花をモチーフにしたデザインで、そのままでも美しいのですが、電気をつけると反射した光がなお一層美しく見とれる程です♪
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キッチンリフォームに続く、水廻りリフォーム。
続いては浴室洗面のリフォームです。一件、「造作洗面」?と思うほど、木目柄がリアルな洗面台は、TOTOのドレーナを採用。四角型ボウルも深型で、人気の病院用流し仕様。蛇口も伸びるので隅々まで掃除が可能です。
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全面は鏡になっており、開けると中は収納スペースになっています。
可動式の棚が2段のほか、コンセントも1口あるため歯ブラシなどの充電にも使えます。グレーのクロスに黒い照明の取り合わせもマッチしています。
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天板は現場カットできるようになっており、キャビネット横には可動棚があります。
洗面所もキッチン同様リフォームを主にしているため、サイズや位置はそのままに、設備入れ替え、床・クロスの内装変更で新しい姿になりました。(洗面台幅は1050です)タオルや洗濯カゴ置き場としてオープン収納があると、出し入れが素早くでき便利です!
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グレーの壁面パネルが落ち着いた印象のユニットバスは、タカラスタンダード製です。
ホーローになっていて、マグネットをどこでも取付け出来るところが人気のお風呂です☆タオルハンガーなど好きなアクセサリーを欲しい位置に取り付けられますね。
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トイレ背面にキャビネットがあるスッキリした印象のこちらは、リクシル製品です。
タンクが隠れるキャビネットデザインが特徴です。タオル下にちょこんと鎮座する四角いものが、手洗いコーナーです。スッキリした印象のシンプル手洗いです。
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トイレのアクセントとして、こちらにも隠れミッフィーちゃんクロスを採用しています。
ちょっと覗いているミッフィーちゃん。グレーカラーのため、甘くなりすぎず落ち着いた空間にマッチしています。
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リビングを上品に包むカーテンも、お部屋のインテリアに合わせて新調♬
繊細な柄がかわいいデザインのレースカーテンをお施主様より御支給頂きました。
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以前から使用されていた木製の小鳥のカーテンフックも、リノベーション工事が終わるとまた同じ場所に戻ってきました。温かな木の風合いが、白いデザインカーテンに映えてより一層かわいらしく空間になじんでいました♬
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長く住みなれたお家だからこそ、思い出のものが全部なくなってしまうのも少し寂しい気持ちになります。
今回のリフォーム・リノベーションでは、まだまだ使えるところは活用し、古くなってしまったところを新調するというリフォームをメインに行いました。また、6畳和室の間取りを見直し、半分をクローゼットに、もう半分を畳コーナーとして活用することで、らくちんな家事動線とくつろぎ空間を日常生活に取り入れる工夫も反映。
長く暮らしてきたお家とこれから新しく暮らすお家が共存する、あたたくて深みのあるお家になって生まれ変わりました。